医療と科学の世界史
以前、イギリスやアメリカでは精神科の処置にロボトミー手術というのがありました。
たまたま見かけたことで知るきっかけとなったのですが、とてもびっくりする内容でしたが、当時は称賛されノーベル賞も貰っていました。
詳しい内容はこちらをごらんください。
ヘロイン、アヘンを風邪薬や睡眠薬として出し赤ちゃんや妊娠中の女性にも使っていたり、水銀を催吐剤として万能薬のように使っていた時代もありました。
今となっては、なんて処置をしていたんだろうとおもいますが、その時代は大まじめにいいと思いそういった治療をしていたんですね。
医療や科学を否定する気はありませんが、何においても妄信的になりすぎることはさけたほうがよさそうに感じます。
ですが、痛み止めや手術、麻酔など素晴らしい技術がたくさんあるのも確かです。
こういった技術や適量があるのは先人たちおかげで、犠牲となったかたも数知れないと思います。
単に否定すること、信じることではなく考えることも必要かと。
もちろん当院の施術や方法、経過などについても考えてほしいと考えています。
この先、何年経っても「何て素晴らしいことをしていたんだろう」という医療でありたいと願いながら施術に向き合っていきたいです。
とても考えさせられる一冊でした。
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